2024/03/15

職場だより “50歳以上の行員は社内FA?”

 昨年の11月30日付けの日経新聞に、このような見出しの記事が出ていた。
記事によるとマイナス金利政策導入後、全国銀行協会に加盟行の職員数は16年3月末から約3万人減少した。

 3メガバンクは16年には新卒を合計5,000人採用していたが、低金利で採用を抑制し、近年は1,000人台にとどまる。今後バブル期の大量採用世代の退職も待ち受ける。40年代後半から順次関連会社や取引先企業に出向・転籍が一般的だったが、採用の抑制もあって中高年の比率は高まる見通しであると述べ、三菱UFJ銀行が「シニアフリーエージェント制度」を導入するとあった。

 まずは本部の50歳以上の2,500人規模を対象に業務経験やスキル、アピールポイントによって働きたい部署や分野の希望を募り、給与は異動後の職位にもとづくとあった。

 いずれは銀行より職員に対して具体的な提案があると思われるが、私としてはご都合主義的な発想に思える。人件費を抑えるべく採用を減らしたり、銀行本体の職員を減らすために出向・転籍を進めたり、パートや嘱託、派遣労働者を増やし続けてきた。近年では、大卒の就職先希望人気ランキング上位にメガバンクが選ばれなくなってきている。

 中高年の比率が高まるので、今回の制度を導入する。給与は異動後の職位で決めるということは現在の給与は保証されないということか。まだ人件費を抑えようとする考えているようだ。

 先日、愛知ブロックの会議では、

 このように行員や顧客を犠牲にして進められてきた店舗の統廃合。溜め込んだ資金で、新規採用(私個人の意見としては高卒も含め)を増やし、名古屋地区をはじめとした大幅な店舗削減策から支店の人員増や顧客の声を反映して、店舗の復活策も考えるべきだ。そうすれば50歳以上の働く職場も必ずある。

 いずれにしても今後の具体的な提案内容を注視していくべきと考える。

(W)


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