2022/12/14

地域の発展と働きがいを求めて-京都北都信金分会第3回大会

 昨年(2022年)12月14日、京都府宮津市「わすれなぐさ」で金融ユニオン京都北都信金分会の第3回定期大会が、委任状含め全員参加で行われました。

 大会には来賓として、金融ユニオン中央執行委員と京都北都信金従組より委員長及び副委員長に参加していただきました。

 討論では、
「何年か前に初任給が低く食事手当を本給に組入れ同水準になったが、今では他の信金と比べ低くなっており、食事手当を組入れた意味がなくなっている。地元の地公体と比較してみる必要がある」
「管理職と話をしたとき、若い人たちには目標管理ばかりになり、お客さんに喜んでもらう喜びややりがいを教えられなかったことには悔いが残っている」
「金庫は店舗統合や窓口のタブレット導入により事務の効率化を図り、営業強化による利益追求をさらに進めていく方針と聞いているが、これは政府・金融庁による地域金融機関の合併・再編や店舗削減、人件費削減等経営基盤強化という形で進められているものであり、地域金融機関の役割や職員のやりがいや喜びと反するものだ。こうした金融情勢のカラクリを知らせていく必要がある」
等の意見が出され、従組とともに地域の発展と職員が希望とやりがいをもって仕事ができる職場を目指していくことを確認しました。全議案が全員一致で採択され、役員全員が再任されました。

 翌日は分会会議を行い、金融ユニオン中執から「近畿財務局要請や金融情勢」について話をしていただき、前日の大会で確認された方針に基づき、京都北都信金従組委員長に一泊二日の合同学習会の申し入れや、当面金庫OBに対するアンケート調査や従組OB会の開催に向けた取組みを確認しました。

(金融ユニオン京都北都分会)


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