2013/05/08

杉山さんの裁判始まる-ステートストリート信託銀行-

地位確認裁判と配転無効裁判の合併審理

ステート・ストリート信託ビラ

 4月5日に解雇通告を受けた杉山さんは、5月8日に地位確認の裁判を起こし、4月1日に提訴した配転無効の裁判との合併審理が東京地裁で行われました。

 当日は、40名余りの傍聴席はいっぱいとなり、杉山さんと弁護士は解雇の不当性を訴えました。元気に頑張る杉山さんからの投稿を紹介します。

杉山さん投稿

 ロックアウト退職勧奨から1年4ヶ月、配転と解雇無効の第1回口頭弁論が5月28日に行われ、いよいよ裁判が始まりました。

 意見陳述の時間を取っていただき、この配転と解雇がいかに不当なものであるかを訴えることができました。とても緊張して陳述中は震えてしまい、発言もつっかえたりしましたが、自分の言葉で裁判所に訴えることができて良かったと思いました。

 裁判には組合の方々、両親の友達や大学時代の恩師や同窓生、親戚や友達など、40名もの方々に傍聴に来ていただき、会社側の弁護士がびっくりしていたと後から組合の方に教えてもらいました。

 翌日は、第2回の口頭弁論から傍聴している、IBMロックアウト解雇で闘っているJMIUの統一行動と要請に参加しました。

 初めて車の上からマイクを通して、「解雇もましてやロックアウトなど、労働者を人として扱っていないことは即刻やめて欲しい」と、訴えました。

 要請では、労働者を使い捨てにするような経営ではなく、労働者を含め会社、顧客、全ての関係者がwin - winではなければいけないのではないかと訴えました。

 IBMは金融機関が顧客の大半を占めているので、金融ユニオンの一員である私が参加したのは、会社に対して大いにプレッシャーになったと、JMIUの杉野さんがおっしゃっていました。

 5月30日には、金融共闘の会議に出席して、これからの裁判や争議への協力依頼をし、怒涛の一週間が終わりました。

 JMIUはまったく業界の違う仲間ですが、会社や社会に対して主張している事は同じなので、これからも協力し合って活動として行こうと思いました。


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